普通科 特別進学クラス 九大専科 Kyushu University Special Course

「なぜ」を追究し、粘り強く考え抜く
姿勢を持った生徒を育成する。

  • 国際的視野を持ち、自らを問い立て、創造的、批判的に吟味・検討し、他者と協働し幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブラーナーを育成。

  • 基礎基本の徹底を軸にしながら、難関大学に合格するための力をつけることを意識し、外部との連携も重視したカリキュラム構成。

  • 自身の将来に対するビジョンを持ち、その実現に向け、主体的に何事にもチャレンジすることができ、リーダーシップがとれる生徒。

The Three Key Factors 九大専科の3大要素

Teacher And The Outside Staff 主体的な学びをサポートする
教員と外部スタッフ

三ヶ田 浩二
1971年、大分県由布市生まれ。認定キャリアコーディネーターの資格を取得し、学校でのキャリア教育推進や総合的な学習・探究のプログラム開発や実施サポートを年間450時間実施。 また、岡山県立高校の学校運営協議会委員や私学の魅力創出として、学校内部の課題解決に取り組みながら、内閣府知財創造教育推進・RESAS副教材リバイス支援した教育資源を活用し、教育現場と地域・企業を繋ぐ役割を行っている。
宇佐見 天彗東京大学医学部卒
香川県の公立高校に最下位で入学したが、高校3年間戦略的に勉強し東京大学理科2類に現役合格。
その後、東大理2の中でTOP10に入り医学部に進学。
しかし高校時代に感じた地方と都会の教育格差に課題を持ち、現在は教育の道に進んでいる。
桐原 琢中央大学法学部4年
県内1位の公立高校に入学するが、将来何をやるか考えず、周りに流され東大志望になり高3、1浪と東大不合格。
2浪目に、自分は恵まれている環境におり当たり前ではないことを周りの状況から実感し、教育を変えたいと思い、改めて東大文1志望になるが、最終的に1点で落ちる。
しかし、教育をより良くしたいという思いから教育の道へ進んでいる。
西岡 壱誠東京大学経済学部4年
1996年生まれ。小学校・中学校とずっと学年ビリだった。
高校生になり一念発起して東大を目指すも、高校3年生の時の模試の偏差値は35で、東大に2回不合格になる。
2浪で自分の勉強法を一から見直し、どうすれば成績が上がるのかを徹底的に考え抜いた結果、偏差値70で東大模試4位になり、東大に合格。
著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』(東洋経済新報社)は19万部のベストセラー。
東大読書・東大思考シリーズでは累計55万部突破。
永田 耕作東京大学教育学部3年
高校時代は筋金入りの理系であったが、大学で教育の面白さ、奥深さを知り文転して教育学部へ進学。
現在は大学で教育の理論、システムについて学びながら、中高生に講義や座談会などを行い、教育に対する理解を深めている。

Message from graduate 卒業生からの
メッセージ

独立行政法人
医薬品医療機器総合機構
勤務

九州大学部 臨床学科 
2020年卒業

松川 莉奈
(明豊高校2014年卒業【13回生】)

現在の仕事について
現在、医薬品医療機器総合機構(PMDA)という厚生労働省所管の独立行政法人に勤めています。
PMDAは、承認審査、安全対策、健康被害救済の3つの業務を行っており、私はそのうちの市販後医薬品の安全対策に携わっています。
医薬品の承認審査では、治験のデータをもとに評価をしますが、患者数や投与期間が限られており、安全性を見るには限界があります。
よって、承認後も副作用報告などの情報を収集、評価し、添付文書改訂などの安全対策の措置を検討しています。
高校時代について
当時、できる限りのことはやっておこうと、それなりに勉強は頑張っていたと思います。
基礎をしっかりおさえた上で、補習や個人添削を受けていました。
単なる暗記は苦手でしたが仕方ないと割り切って、イメージやストーリーで覚えられるものは自分の中でしっかり定着するよう意識していました。
例えば、英単語でよく言われる接頭辞、接尾辞のように、単なる文字列ではなく意味を伴う覚え方はないかなど、自分に適した方法を考えるようにしていました。
大学時代について
私が進学した九州大学薬学部臨床薬学科は、薬剤師免許取得を目指す6年制コースで、1年目は伊都キャンパスで一般教養を、2年目以降は馬出キャンパスで薬学専攻科目を学びました。
4年生までは座学がメインでしたが、5年生の病院実務実習で抗がん剤の副作用マネジメントに触れたことをきっかけに、医薬品の安全性に関心を抱き、その分野に携わりたいと考えるようになりました。
また、学業以外のサークル活動やアルバイトも充実していました。
中学生に向けてのメッセージ
社会人になって、まとまった勉強時間を持てることのありがたみを感じます。
今、みなさんの目の前には、各科目の知識だけでなく、自分に適した勉強方法や考え方も身に付けることのできる貴重なチャンスがあります。
これからの数年間の過ごし方が、その後の人生に大きく影響すると言っても過言ではないと思います。
辛いこともあるかもしれませんが、サポートしてくれる周囲の方々への感謝の気持ちを忘れずに、真剣に取り組んでみませんか。